渡辺真起子(俳優)
3人の男がいました。って感じが、何だかとても面白い人達だな、そして独りっぽっちで立ってるな、激しいなって。ゴドーという戯曲の面白さに重なるよう。それは山崎裕監督が見つめているからかなとか。なんとなーく、歩いている道の風景も、なんとなーく同じで、何となく違う。家族でも、そんな感じなんだなって思えちゃうことが素敵に思えて、少しだけ羨ましいです。
3人の男がいました。って感じが、何だかとても面白い人達だな、そして独りっぽっちで立ってるな、激しいなって。ゴドーという戯曲の面白さに重なるよう。それは山崎裕監督が見つめているからかなとか。なんとなーく、歩いている道の風景も、なんとなーく同じで、何となく違う。家族でも、そんな感じなんだなって思えちゃうことが素敵に思えて、少しだけ羨ましいです。
これはめちゃくちゃ面白いです。 柄本兄弟と父ちゃん明さんの、ガチのぶつかり合い。 なんちゅうおもろい一家だ。
『ゴドーを待ちながら』は、その時代の潜在的不安や希求が表れて
俳優 柄本明が、ふたりの息子の演じる芝居の稽古をつけながら、
柄本さんの禅問答のような、宇宙のような、森羅万象のような…。 言葉や存在の有り様に戦き、その引力に否応無く惹かれます。
柄本明さんが息子たちの目の前で自らやってみせる芝居を見ながら、異才の人 の元に生まれることもまた残酷だなあ、 と思った。それでも息子たちは屈託もなく楽しげで、父もまた、愛おしそうに彼らを眺めている。