舩橋淳(映画監督)
これはめちゃくちゃ面白いです。 柄本兄弟と父ちゃん明さんの、ガチのぶつかり合い。 なんちゅうおもろい一家だ。
これはめちゃくちゃ面白いです。 柄本兄弟と父ちゃん明さんの、ガチのぶつかり合い。 なんちゅうおもろい一家だ。
『ゴドーを待ちながら』は、その時代の潜在的不安や希求が表れて
俳優 柄本明が、ふたりの息子の演じる芝居の稽古をつけながら、
柄本さんの禅問答のような、宇宙のような、森羅万象のような…。 言葉や存在の有り様に戦き、その引力に否応無く惹かれます。
柄本明さんが息子たちの目の前で自らやってみせる芝居を見ながら、異才の人 の元に生まれることもまた残酷だなあ、 と思った。それでも息子たちは屈託もなく楽しげで、父もまた、愛おしそうに彼らを眺めている。