2017年日本 / ドキュメンタリー
64分 / カラー / 片面1層 / 画面:16×9ビスタ / 音声1:日本語ステレオ
<特典映像> 柄本佑・時生兄弟と山崎裕によるトーク映像(32分)
©2017 104 Co Ltd/ドキュメンタリージャパン

DVD(セル用)
品番TMSS-408 POS 4522178012617
¥3,000(税抜) ¥3,300(税込)

2017年日本 / ドキュメンタリー
64分 / カラー / 片面1層 / 画面:16×9ビスタ / 音声1:日本語ステレオ
<特典映像> 柄本佑・時生兄弟と山崎裕によるトーク映像(32分)
©2017 104 Co Ltd/ドキュメンタリージャパン

DVD(セル用)
品番TMSS-408 POS 4522178012617
¥3,000(税抜) ¥3,300(税込)

作品紹介

about the movie

不条理劇の傑作に挑む
柄本家の父子3人を
カメラが追った!

不条理劇の傑作に挑む 柄本家の父子3人をカメラが追った!

人気俳優として映画、テレビで活躍する一方で、演劇ユニット“ET×2”を組む柄本 佑・時生兄弟。2014年、ふたりはサミュエル・ベケットによる不条理演劇の代表作『ゴドーを待ちながら』の公演に挑んだ。2017年、父親の名優・柄本明を演出に迎えて、再びゴドーにふたりは挑戦する。その稽古場にドキュメンタリーカメラの名手・山崎裕が立ち会った。演出家と俳優の関係を超え、父から子への芸の伝承の厳しさと温かさにあふれる“時間の記録”である。

戯曲「ゴドーを待ちながら」

作/サミュエル・ベケット

Waiting for Godot / Samuel Beckett

アイルランド出身の劇作家サミュエル・ベケットによる戯曲。 野原に立つ一本の木のそばで、エストラゴンとウラジミールという2人の老浮浪者が、やって来る筈のゴドーという人物をひたすら待ち続けながら、とりとめのない会話を繰り替えしている。退屈だと言われたり、難解だと言われたりしながら、傑作として賞賛もされ、不条理演劇の代表作として演劇史にその名を残し、多くの劇作家たちに強い影響を与えた。1952年に出版され、その翌年パリで初演。

出演

cast

柄本 明

Akira Emoto

1948年生まれ、東京都出身。

1974年、自由劇場に参加し俳優活動を始める。

1976年、劇団東京乾電池を結成。座長を務める。

1998年、映画「カンゾー先生」(今村昌平監督)にて第22回日本アカデミー賞最優秀主演男優賞を受賞。以降、数々の映画賞を多数受賞する。映画のみならず、舞台やテレビドラマにも多数出演するとともに、舞台の演出も数多く手がけている。

2011年には紫綬褒章を受賞。

柄本 佑

Tasuku Emoto

1986年生まれ、東京都出身。

2003年公開の映画『美しい夏キリシマ』(黒木和雄監督)で主演デビュー。同作品で第77回キネマ旬報ベスト・テン新人男優賞、第13回日本映画批評家大賞新人賞を受賞

2018年に公開した主演映画3作品で第92回キネマ旬報ベスト・テン 主演男優賞、また『きみの鳥はうたえる』(三宅唱監督)で第73回毎日映画コンクール 男優主演賞を受賞。

柄本 時生

Tokio Emoto

1989年生まれ。東京都出身。

2003年、映画 Jam Films S『すべり台』(主演/2005年公開)のオーディションに合格し、デビュー。

2008年、『俺たちに明日はないッス』で初主演。同年数々の映画で活躍し、第2回松本CINEMAセレクト・アワード 最優秀俳優賞を受賞。舞台、映画、テレビドラマと幅広く活躍している。

最新作に『旅の終わり、世界のはじまり』(2019年初夏公開、黒澤清監督)がある。

撮影・演出

camera / director

山崎 裕

Yutaka Yamazaki

1940年 生まれ。東京都出身。

1963年日本大学芸術学部映画学科卒。

1965年、記録映画「日本の華 浮世絵肉筆」でカメラマンデビュー、その後、ドキュメンタリー、CM、ドラマ等で活躍する。

1988年、是枝裕和監督の「ワンダフルライフ」で劇映画の撮影を担当し、以降、劇映画を中心に、ジャンルを問わず、撮影の仕事を続けている。

2010年、映画「Torso トルソ」を自らが監督、撮影を行う。

コメント

comments

上映後トークゲストが決定しました!

4月20日(土)初日 上映終了後 ゲスト:柄本佑さん・柄本時生さん

4月22日(月) 上映終了後 ゲスト:柄本明さん

4月26日(金)上映終了後 ゲスト:宇野祥平さん

ユーロスペース
〒150-0044 渋谷区円山町1-5 KINOHAUS
TEL:03-3461-0211
http://www.eurospace.co.jp/

渡辺真起子(俳優)

3人の男がいました。って感じが、何だかとても面白い人達だな、そして独りっぽっちで立ってるな、激しいなって。ゴドーという戯曲の面白さに重なるよう。それは山崎裕監督が見つめているからかなとか。なんとなーく、歩いている道の風景も、なんとなーく同じで、何となく違う。家族でも、そんな感じなんだなって思えちゃうことが素敵に思えて、少しだけ羨ましいです。

メディア情報

○ステージナタリー
https://natalie.mu/stage/news/324482

○映画ナタリー
https://natalie.mu/eiga/news/324486

○Filmarks フィルマークス
https://filmarks.com/movies/83594

(2019年4月9日現在)

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公式Twitter
https://twitter.com/u1SDT4S10cydNNy

4月20日(土)よりユーロスペースにて公開

特別鑑賞券販売中 |¥1,200(税込)

当日一般     |¥1,500(税込)

学生・シニア・会員|¥1,100(税込)

ユーロスペース
〒150-0044 東京都渋谷区円山町1−5
TEL : 03-3461-0211
http://www.eurospace.co.jp/

舩橋淳(映画監督)

これはめちゃくちゃ面白いです。 柄本兄弟と父ちゃん明さんの、ガチのぶつかり合い。 なんちゅうおもろい一家だ。

佐藤信(演出家)

フツーの芝居をフツーにやる、理不尽さとおかしさ。フツーの父子がフツーにゴドーを待っている。いいなあ。面白いなあ。

石橋蓮司(俳優)

『ゴドーを待ちながら』は、その時代の潜在的不安や希求が表れてくる作品だが、『柄本家のゴドー』は、まさに平成のぼんやりとした不安が醸し出されている。

串田和美(俳優・演出家)

俳優 柄本明が、ふたりの息子の演じる芝居の稽古をつけながら、クック、クックと肩をゆらして笑っている。実に楽しそうに。そして、急に顔に両手の握りこぶしをあてて、真顔で睨む。やっぱり柄本明は、なかなか変で素敵に面白い。こんなオヤジの息子は大変だ。二人掛かりで立ち向かおうと、必死だね。

李相日(映画監督)

柄本さんの禅問答のような、宇宙のような、森羅万象のような…。 言葉や存在の有り様に戦き、その引力に否応無く惹かれます。

西川美和(映画監督)

柄本明さんが息子たちの目の前で自らやってみせる芝居を見ながら、異才の人 の元に生まれることもまた残酷だなあ、 と思った。それでも息子たちは屈託もなく楽しげで、父もまた、愛おしそうに彼らを眺めている。

劇場情報

theater

地域劇場名電話番号公開日
東京都下北沢トリウッド03-3414-0433上映終了
再上映予定6月22日〜
神奈川県ジャック&ベティ045-243-98007月20日〜
埼玉県深谷シネマ048-551-45928月25日〜
長野県上田映劇0268-22-02696月8日〜
愛知県名古屋シネマテーク052-733-39597月20日〜
京都府出町座075-203-98625月25日〜
大阪府第七藝術劇場06-6302-20736月22日〜
兵庫県元町映画館078-366-26367月6日〜

出演 / 柄本明 柄本佑 柄本時生 劇団東京乾電池のみなさん
協力 / 劇団東京乾電池 アルファエージェンシー ノックアウト ユマニテ オフィスロータス 下北沢ザ・スズナリ 世田谷パブリックシアター
撮影・演出 / 山崎裕
構成・編集 / 五十嵐久美子
撮影助手 / 小寺安貴
カラコレ / 織山臨太郎
選曲/ 増子彰
プロデューサー/ 橋本佳子  山崎裕
製作 / 104 coLtd
配給 / ドキュメンタリージャパン
2018年  |  64分  |  日本  |  ステレオ  |  HD作品  |  カラー

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